ブラック企業の悪徳行為の中でも雇用の概念を揺らがしてしまうのが、賃金の未払いです。当然ですが企業は従業員に仕事の対価を支払う義務があり、財政状態が悪化したとか仕事でミスがあったなどの理屈で、給与を払わないと言うことはできません。しかし、今現在の日本においても、これが横行しているのが現状となっています。もしも賃金不払いの問題がある時には、会社に直接交渉することもできますが、それが難しい時や埒が明かない時には、労働相談センターを活用していきましょう。どのようにして賃金を取り戻していくのかなどの相談に乗ってくれる他、労働基準法違反と言うことで、罰金を科すことができる場合もあります。また会社が倒産しつつあるときや、実際に経営破綻した時には、未払い賃金を確保するための手はずを踏んでいくことが大切になります。この方法についても労働相談センターでは相談に乗ってくれるはずですので、危ないと思った時には声をかけてみましょう。